ニコ・ベリック
前述したとおり、本作の主人公です。
髪は短く刈っており、ひげが生えています。
ユーゴスラビア紛争で心に傷を負い、
生きて行くために、犯罪に手を染めるしかなかった悲しい男です。
基本的に皮肉屋ですが、実は優しい面を持っています。
特に、母親想いで「アメリカで成功している」と嘘のメールを送ったりします。
彼の目から見ると、アメリカは相当変な国に見えるようです。
ただし、シナリオ面では「実はいい奴」ですが、
プレイヤー次第で、残虐な殺人鬼にも変貌できます。
(ストーリーテリングとオープンワールドの難しいところです)
ローマン・ベリック
「アメリカン・ドリームを掴んだ」と言って、
ニコをリバティーシティーに呼び寄せた張本人。
実は小さなタクシー会社を経営しています。
金と女にだらしなく、ギャンブルで借金まで作っていますが、
何処か憎めない奴です。
ニコの裏社会でのいざこざに巻き込まれて、
自宅を燃やされたり、銃で撃たれたりと散々な目に遭いますが、
最期までニコを見捨てないナイスガイでもあります。
彼の運命を決めるのは、プレイヤーである貴方です。
リトル・ジェイコブ
ジャマイカ人の麻薬の売人。
特徴的な(間延びした)話し方をするので、
ネイティブの方でもセリフが聞き取りづらいそうです。
大麻を一日中吸っている、大麻中毒者でもあります。
裏社会の人間ですが、基本的におおらかで良い奴です。
彼とのアクティビティーでは、達観した人生観が聞けます。
リアル・バットマンという老人のもとで働いていますが、
最近、疑り深くなったリアル・バットマンを心配しています。
仲良くなると、武器を格安で売ってくれたりもします。
最期までニコの味方でいてくれる、信頼できる男です。
ブルーシー・キボッツ
常に筋トレをしている筋肉バカ。
言っていることも、やっていることもバカですが、
こいつも何故か憎めない。
ニコに殺しを依頼するのですが、のちになって判明するのが、
大量に服用しているステロイドの副作用で、無性に人を殺したくなるから、
と言うとんでもないもの。
ニコは、それが分かって以降、ブルーシーからの依頼を受け付けません。
DLC の『バラッド・オブ・ゲイ・トニー』で、
何故、これほど体を鍛えているかが分かります。
まとめ
あまりに登場人物が多いため、私が好きな四人だけを紹介しました。
実は、Wikipedia の gta IV の人物紹介がかなり詳しいので、
興味を持った方は覗いてみてください。
基本的に、登場人物のほとんどがどうしようもない奴らなのですが、
ドライブ中に彼らの人生観や体験したことを聞ける場面で、
裏社会に生きる意味や悲しさが伝わってきて、どうにも憎めないのです。
次回は、今現在、gta IV をプレイする具体的な方法をご紹介する予定です。
乞うご期待!
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